善人の限界 2022 2 5

 個人的には善人が望ましいですが、
政治家となると、そうとは限らないのです。
 おそらく、トランプ時代のほうが平和であり、
バイデン時代になると戦争の可能性が高いのです。
 トランプ氏は、側近ですら、
何をするか予測不可能だったのです。
 こうなると独裁国家の独裁者は、
怖くて夜も眠れなかったでしょう。
 その点、バイデン氏は予測可能な人です。
こうなると、独裁国家の独裁者は、
バイデン氏を試したくなるのです。
 今、ウクライナをめぐって、
欧米とロシアが対立していますが、
バイデン大統領は、攻め手に欠くという状況でしょう。
 ウクライナに米兵を数千人派遣するとか、
金融制裁をするとか発表していますが、
このようなことは、ロシアにとって、
事前に予想していたことであり、
痛くも痒くもないというところです。
 ロシアに打撃となるのは、
原油価格の下落です。
 これは、すぐにできることです。
アメリカはシェール革命によって、
世界最大の産油国になりました。
 アメリカが原油を増産すると宣言すればよいのですが、
脱炭素運動によって、それができないのです。
 中東の産油国も、脱炭素運動には頭に来ていますので、
先進国の経済が破滅するまで増産はしないでしょう。
 こんな現状をロシアは笑っています。
つくづく、バイデン氏は喧嘩が下手です。
 軍事的にも、バイデン氏は、なめられています。
ウクライナに米兵を数千人派遣したところで、
ロシアにとっては、想定の範囲内です。
 私だったら、日本海に空母打撃群を展開します。
ウラジオストクに向けて複数の空母を派遣するでしょう。
 今、中国はオリンピックで動けないでしょう。
対ロシア、対中国への一石二鳥作戦になるでしょう。




























































































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